スポーツSPORT

1.イタリアでのスポーツの始め方  日本とイタリアの違いチェック

イタリア現地校には、部活動のようなものはありませんが、習い事としてクラブに参加するなど、スポーツは盛んです。外部のクラブが、学校施設を借りて教室を開くこともあり、年間通してのコースであれば、たいていこの時期9~10月から始まります。子どものコースは、午後4~8時の時間帯に多いですが、中学生くらいになると遅くなり、10時ごろに帰宅となるコースもあります。送り迎えが必要な年齢では、できれば地域の教室に参加させます。
イタリアでは、スポーツクラブや教室に入会するとき、スポーツ用健康診断書の提出を求められます。ヨガからサッカーまでどんなスポーツでも、また小さい子からお年寄りまでどんな年齢層でも、たいてい提出しなければなりません。それは、けがや事故が起こった時に、スポーツクラブが加入している保険会社が提示を求めるからだそうです。まれに、健康診断書を求めない保険会社との契約をおこなっているスポーツクラブで、必要がない場合があります。

2.イタリアで人気のスポーツ
イタリアオリンピック委員会CONIと統計局ISTAT調べによりますと、3歳以上で58%の人がなんらかの運動をしているとし、この10年間にCONI登録選手数では30%以上も増えています。
年齢別選手数では、7歳以下(5%)、8~13歳(30%)、14~17歳(18%)と子どもが多いですが、18~35歳(22%)、36歳以上(25%)も多く参加しています。男女比では76%対24%で、男子が圧倒的に多いようです。

スポーツ別では、やはりサッカー選手数が多く、2013年全体選手数約450万人中、約110万人となっており、バレーボール約37万人、バスケ約31万人と続きます。

◇スポーツ別登録選手数順位
1.サッカーcalcio
2.バレーボールpallavolo
3.バスケットpallacanestro
4.テニスtennis
5.ダイビングattività subacquee
6.陸上atletica leggera
7.水泳nuoto
8.モーターサイクルスポーツmotociclismo
9.体操ginnastica
10.  ダンス・バレエdanza

3.競技スポーツと非競技スポーツ

同じ種類のスポーツでも、楽しむことを主目的とする非競技と、大会を目指す競技スポーツがあります。公式競技に参加できる年齢は、オリンピック委員会やスポーツ医協会により決められていて、スポーツによって違います。その年齢になっても移行しないで、非競技コースを続けることもできます。

◇主なスポーツの競技コース移行年齢 ETA’ DI ACCESSO ALL’ATTIVITA’ AGONISTICA

・陸上ATLETICA LEGGERA 12歳
・バトミントン BADMINTON 10歳
・野球BASEBALL 9歳
・サッカーCALCIO 12歳
・ゴルフGOLF 8歳
・柔道JUDO 12歳
・空手KARATE 12歳
・剣道KENDO 12歳
・水泳NUOTO 8歳
・バスケットボールPALLACANESTRO 11歳
・ハンドボール PALLAMANO 8歳
・バレーボールPALLAVOLO 14歳
・ラグビー RUGBY 12歳
・ホッケー HOCKEY 10歳
・スケート   PATTINAGGIO ARTISTICO8歳
・スピードスケートPATTINAGGIO DI VELOCITA’8歳
・アルペンスキーSCI ALPINO 11歳
・テニス TENNIS 8歳

4.スポーツ用健康診断書 CERTIFICATO MEDICO SPORTIVO

オリンピック委員会CONIに登録しないスポーツジムやクラブでも、ほとんどが健康診断書の提出を求めます。2014年8月より一部改正され、下の3種類になりました。発行する医師や検査項目が違うので、どの種類のものが必要か、また必要でない場合もあるので、入会するクラブに確認しましょう。

◇健康診断書certificato medico
A.レクレーション運動用ludica amatoriale
B.非競技用attività non agonistica
C.競技用attività agonistica

A.レクレーション運動用certificati medici per l’attività ludica e amatoriale
・どんなスポーツ?ヨガ・社交ダンス・リトミックなど
・どこで発行?  ジェネリック医、小児科医のホームドクター
・有効期間は?  1年間
・必要な検査は? 特になし
・費用は?    40~50€

B.非競技用certificati medici per l’attività sportiva non agonistica

・どんなスポーツ?サッカー 、バレー 、バスケなど全般、放課後に行われるスポーツ教室など
・どこで発行?  ジェネリック医、小児科医のホームドクター、公認スポーツ医
・有効期間は?  1年間
・必要な検査は? 問診・血圧測定・心電図(あれば結果持参)、その他医師が指示する検査
・費用は?    40~50€  (検査は別の検査機関で別料金の場合がある)

C.競技用certificati medici per l’attività sportiva agonistica

・どんなスポーツ? 種類に関係なく競技スポーツ、原則その種類のスポーツでのみ有効
・どこで発行?   公認スポーツ医療診療科
・有効期間は?   1年間(ゴルフなど一部2年間有効)
・必要な検査は?  問診・脊柱骨格検査・心電図・負荷心電図・肺活量検査・尿検査・医師が指示する検査など
・費用は?          14歳未満は無料、大人は55€~
・その他・・・クラブの指示書が必要で、連れて行ってくれる、または個々に予約をして行く。更新は、期限が切れる少し前に行くが、古い証明書は返却するので必ず保管すること。

5.ミラノ市内の公認スポーツ医療診療科 CENTRI ACCREDITATI DI MEDICINA DELLO SPORT
CENTRI MEDICINA SPORTIVA

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