ホームドクタ ー MEDICO DI FAMIGLIA

1.日本とイタリアの違いをチェック
イタリアではホームドクター制の医療が行われています。保険内診療を行う保健所指定のホームドクター(基本無料)と、プライベートのホームドクター(有料)のどちらか、または両方を利用します。
日本町医者的な存在で、緊急な場合以外は、まずはホームドクターに相談します。子どもは、小児科のホームドクターが担当します。

2.ホームドクターの役割

Medico di famiglia

・診察診断
・薬の処方
・専門医受診、検査などの指示書
・生活習慣の助言指導

など多岐に渡っています。

免許書用、スポーツ用の健康診断書も、医師会の定める料金で有料発行してもらえます。

診療所はたいてい地域の建物パラッツォ内の一室にあり、インターホンに表示があります。診療時間は週5日間でそれぞれの医師が決めた時間表に従います。

3.ホームドクター選び方

生後~14歳まではジェネリック医ではなく、小児科医がホームドクターを担当します。イタリアで生まれたお子さんは、生後すぐ病院で保健所指定のホームドクターを選ぶことができます。離乳食の指導や乳幼児の健診など、すこやかな成長に重要な役割を担います。6歳になると、親と同じホームドクターに移行することもできます。また、保険内診療と、プライベート診療の両方を行っている医師もいますので、両方のサービスをうまく使い、時間面、費用面でも釣り合いのとれた医療を受けることをお勧めします。

保険内診療ホームドクターとプライベート・ホームドクター

保険内診療ホームドクター プライベートホームドクター
国保加入 民間医療保険加入(⋆²)
保健所で選び、登録する(⋆¹) 口コミなどで選び、電話予約して受診する
証明書、予防接種などを除き無料 診察代50~350€を直接支払い、民間保険申請
医師によって予約時間帯と予約なしの時間帯あり。待ち時間あり。往診は必要と判断されれば受けることができる。(⋆³) 時間を選び予約できる。患者側の都合に合わせて診療受けることができる。電話アドバイスあり。往診あり。
公費負担の公立病院専門科や検査の指示書、保険内処方箋発行、費用は一部負担のみとなる。 全額負担診療指示書、処方箋発行。かかった費用は保険に申請する。

(⋆1) 保健所指定のホームドクターは、国民健康保険に加入するときに、リストから選びます。あらかじめ保健所(ASL)のホームページで検索しておくと、住所や診療時間、専門分野など確認できます。人気のあるホームドクターは空きがないので、複数候補を準備しておくことをお勧めします。

(⋆2) 民間の医療保険の加入内容を事前に確認してください。持病治療や出産費用など含まれないものもあるのでご注意ください。コストの低い保険商品では往診や通訳料など含まれないことが多いようです。

(⋆3) 保険内診療の往診は、患者が移動できないと判断した場合に行われます。だいたい朝10:00までに電話連絡するとその日のうちに、10:00以降の連絡でも翌日正午までに往診してもらえます。

プライベートのホームドクターは、時間面サービス面で配慮がなされますが、公立の総合病院、救急医療などは保険内診療になりますので、ケースによって両方を利用している人も多いようです。

保健所指定のホームドクターも、相性が合わない場合には、別のホームドクターに変えることができます。ただし小児科では変更に制限があります。保健所の窓口にいって相談します。

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