小児科 PEDIATRIA

1.日本とイタリアの違いをチェック

イタリアでは、緊急を要しない場合は、ホームドクターを受診します。子どもの場合は、ホームドクターが小児科医です。日本での近所のかかりつけの町医者です。かぜなら鼻や上気道の症状を診て薬の処方箋を出してくれます。専門科や詳しい検査が必要なら、その指示書を出してくれます。熱が高く動かしにくいときは往診もしてくれます。ホームドクターが決まったら、子どもが元気なときに一度受診し、カルテを作ってもらっておくとよいでしょう。

緊急を要する場合は、救急医療を行っている病院に連れていきます。緊急のレベルに応じて、適切な方法を選びます。救急病院では救命を急ぐ必要がない場合は、子どもではまず小児科を受診してから、整形外科や眼科など別の専門科に回されることになります。手当が終了したあとの退院時にも最後に小児科を受診します。

2.子供の病気と発熱

子どもの病気では、ホームドクターや病院に連れていくかどうかの目安になるのが発熱でしょう。

イタリア式受診のめやす
39~40℃以上のときはすぐ受診
38~39℃でも、食欲がない元気がない、3日以上続くときは受診
37℃台でも、長く続く、激しい頭痛や関節痛を伴うときは受診

 〜MALATTIE E FEBBRE〜

  • かぜ症候群raffreddore,influenza
  • 中耳炎  otite
  • 副鼻腔炎 sinusite
  • 扁桃腺炎 tonsillite
  • 肺炎   polmonite
  • 気管支炎 bronchite
  • 気管支肺炎broncopolmonite
  • 麻疹   morbillo
  • 風疹   rosolia
  • 流行性耳下腺炎parotite
  • 水ぼうそうvaricella
  • 溶連菌感染症scarlattinetta(語尾-llaでも同じ、quarta malattia)
  • 伝染性紅斑(りんご病)eritema infettiva (quinta malattia)
  • 突発性発疹(小児バラ疹)exanthema subitum(sesta malattia)
  • 猩紅熱(溶連菌感染症)scarlattina
  • 手足口病 malattia mani piedi bocca
  • 尿路感染症infezione delle vie urinarie
  • 髄膜炎  meningite
  • 敗血症  setticemi
  • 膿痂疹  impetigine

3.解熱剤について

発熱が38℃以上であれば、パラセタモール剤の解熱剤(商品名TACHIPIRINAタキピリーナなど)の投与を指示されます。自宅に常備しておくと安心です。歯痛、頭痛、けがの痛みのときの鎮痛剤としてもよく処方します。錠剤、液剤、坐薬、発砲剤、粉末などいろいろな剤形があります。医師の処方なしで買うことができる薬です。年齢に合わせて購入しましょう。
・乳児→坐薬、液剤、シロップ
・幼児→液剤、シロップ
・小児期以上→錠剤など
服用量は体重に合わせます。剤型によって変わるのでしっかり確認してください。

◇表:パラセタモール剤の服用量

お子さんの体重 液剤 gocce orali
3.2~6.0kg 6時間毎に16~23滴
7  ~10kg 6時間毎に40~46滴
11 ~12kg 4時間毎に40~46滴
体 重 坐薬125mg supposte
6  ~ 7kg 6時間毎に坐薬1個
7  ~10kg 4~6時間毎に坐薬1個
11 ~12kg 4時間毎に坐薬1個
体 重 坐薬250mg supposte
11 ~12kg 8時間毎に坐薬1個
13 ~20kg 6時間毎に坐薬1個

大きいお子さんや大人の方

・体重26kg以上 錠剤compresseまたは顆粒granulato500mgタイプを4~6時間毎
・体重26kg未満 錠剤compresseまたは顆粒granulato500mg半量または250mgタイプを6時間毎

 

小児科のある主な病院
18歳未満は小児科で診る公立病院が多いです。診療科によっては、14歳未満とするところもあります。

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